『初ビール仕込み〜たくさんの反省点〜』  東京都 Y様 2001.12.02 (別ページに)掲載

(2001年12月、別ページに掲載したご投稿を移植しました)


今回、こちらのHPで「アンバーエール エキス&スペシャルモルト(19リットル)」を1セット購入し、ビールの仕込みに初挑戦しました。

金曜日の夜、仕事から帰宅後すぐにビールを作り始めました。
(>_<)反省点その1…初めての仕込みは、時間的に余裕のある休日にやった方が良い。

ビールキットの箱を開け、中身とレシピを確認するやいなや、お湯を沸かし始める。
鍋は、インターネットで購入した新品ピカピカのステンレス20L。
水は、名水と言われている場所へ汲みにいったもの。
(>_<)反省点その2…レシピを一通り読んでから、作業に取り掛かった方が良い。

お湯を沸かしている間に、付属のさらしをミシンで縫い、袋を作成。
スペシャルモルトを入れて、ミシンで完全に閉じる。
(^_^)モルトがはみ出る心配がないので、唯一よかった点。

スペシャルモルトを鍋にいれ80度になるまで、同時進行で残りの名水を、他の鍋で沸騰させ冷ます作業をする。
しかし、普通サイズの鍋しかなく、2回に分けなければならず忙しい。。。
(>_<)反省点その3…この作業は、事前に済ませておくべきである。

80度になり30分間放置する。
その間に、夕食をいただく。

スペシャルモルトを取りだし、火をつける。
モルトエキスを、とりあえず半分いれるが、糸引き状態がなかなか終わらない。
その間、かき混ぜる事が出来ず、少し焦げ付いた様子。
(>_<)反省点その4…モルトエキスを入れ終わってから、火をつけた方が良い。

鍋が20Lサイズなので、お湯を足そうとするが、
おたまが普通サイズだった為、お湯を足すと鍋底にとどかないっ!
(>_<)反省点その5…大きな鍋を買ったら、大きなおたまも買っておくと良い。

仕方なく、おたまに合った水量で(それでも、何度か熱い思いをする)
底のほうから良くかき混ぜ、沸騰するのを待つ。
沸騰したら、レシピに時間を書き込み、第一回目ホップ投入。勢い良く沸騰している鍋にホップを入れる。
すると、ビックリするほど泡が出てきて、吹きこぼれてしまう。
(>_<)反省点その6…レシピはしっかり読まなければいけない。
(レシピに吹きこぼれる可能性があるので、火を止めてから−と書いてあります)

第二回目のホップ投入。前回の失敗を繰り返さない為、火を止めてから。
が、しかし!3回目のホップ投入まで、火をつけ忘れたことに気づかない。(゜o゜)
あせって火を付け、沸騰してから5分で3回目のホップを入れる。
その後、5分間煮込み、10分間放置。

煮込みでの失敗が重なった原因。。。。(T_T)
合間をぬって、発酵容器に目盛りをつけていた。
(>_<)反省点その7…発酵容器の目盛り付けは、事前に済ませておくこと。

合間をぬって、ウォートを冷却するために、バスタブの掃除をしていた。
(>_<)反省点その8…風呂掃除は、事前に済ませておくこと。

台所から、お風呂場まで20L鍋を持って移動し、(とても大変)
水をはったバスタブで冷やし、ホっと一息つく。
レシピに書いてあった「ビール片手にリラックス」を、やっと実行する。(^_^)
ウォートが30度になるまで、後片付け&アルコールで道具の消毒をし、
いよいよ発酵容器にウォートを移すが、量が多くて重いせいで、何度もこぼしてしまう。
(>_<)反省点その9…レシピに書いてある通り、新聞紙を敷いておく方が良い。

沸騰させて冷ました水を足したが、19リットルには足りず、
水道の水を使う。が、しかし。この時に使った容器は消毒していなかった。
(>_<)反省点その10…水は余分に用意しておいた方が良い。

温度を確認し、イーストを袋から振り入れる。
エアレーションをして、本日の作業終了!
鍋を洗うが、底にたまったホップが流しの生ゴミ受けの目に詰まってしまう。
(>_<)反省点その11…ホップのカスは流しに流さない方が良い。

以上。。。反省点が11にもなってしまいました。

事前の準備が不十分だった為に、台所と風呂場を行ったり来たり。。。
ドタバタと、騒々しい初仕込みでした。(-_-;)
結局、全部終わるまでに5時間もかかってしまいましたが、
あわただしかった為に、あっという間に終わった。という感じです。
現在のビールの様子は、レシピ通り24時間後くらいに発酵のピークを迎え、
今は落ち着いています。このまま無事に発酵が終わることを祈って--------




続編
『初ビール仕込み〜手抜きの瓶詰〜』  東京都 Y様 2001.12.05 (別ページに)掲載

イースト投入後、10日目に瓶詰めを行いました。
セットには針金が付いていて、それによるサイフォンのやり方もレシピに書いてあるのですが、ぶっつけ本番派の私としては、どーしても練習する気になれませんでした。すいません(-_-;)
(シリコンチューブも購入済みだったというのに)

それで、どうしたかというと。。。。
私の使っていた発酵容器は、灯油を入れる赤のポリタンクと同じ形をしたキャンプ用の白い物でした。(980円で、とても安い!)
片方のフタには蛇口がついていたので、それが下にくるようにソ〜っと倒してペットボトルの口にジョウゴを差込み、蛇口からなるべく静かに注ぎ入れたのでした。

途中、「静かに」とは言えなくなってしまったり、入れすぎてあふれてしまったり、瓶詰めの為のペットボトルが足りなかったり、またしても準備不足でしたが、なんとか、全部詰め終わりました。(一部、炭酸飲料用ではないペットボトルを使用)

3日後、まだ早いだろうとは分かっていながらも、1本開けてみてビックリ。(*_*)
泡は立たない、炭酸も入っていない、まるで飲み残したビールのようでショックでした。
試飲を楽しみにしてくれている人達に、なんて言い訳したらいいのー?
とても不安になりました。。。。(T_T)

でも、「早すぎたんだ」と自分に言い聞かせ、待つこと1週間。
瓶詰め1週間後のビールは、少し泡が立ち、かすかに炭酸も入っていました。
これなら、1ヶ月後には美味しくなっていかも。と、期待できるものになっていたのです!

が、しかし。。。1ヶ月間も待てるわけがなく、3日ごとに1本開ける始末。
今ではしっかりと炭酸も入って、のど越しも十分楽しめるし、最初はちょっと重過ぎる感じだったのが、まろやかになってきたようです。
一番美味しくなる時期には、試飲してもらうビールしか残らないようですが。。。。(-_-;)

本当は初めてのビールとして、ずっと取って置きたいのですが、無理みたいなので、記念に写真を撮りました。泡がこんもりとして美味しそうでしょう??

おつまみに、豚の角煮を添えました。