『ゴールデンエール キット』  福島県 島尾様 2010.08.20_5掲載

美味いっ!!

まさに、ゴールデンと呼ぶにふさわしい透き通ったキレイな黄金色。
あっさりすっきりした味わいの中にもエール独特の華やかなフルーティさが溢れ、程よいホップの香りと苦みが上品な後味を演出する逸品。



左が当醸造所の、ゴールデン・エール。
右が、ジャパン・ビアカップ2006銀賞受賞の、OH!LA!HO BEER のゴールデン・エール。


正直なところ、過大評価なしに、味は全くの互角。強いて言えば、ニッチモBeerの方が、クリアさ、華やかな香り、泡の具合が勝っています。
勿論、プロが味見すれば違いはあるでしょうが、素人的には十二分過ぎるくらい満足できる  出来映えです。


これまでいくつかの受賞ビールと自ビールを飲み比べてみましたが、受賞ビールに期待したほどの感激や納得は得られませんでした。

何故か?思うに、ビールにもやっぱり“作りたて” の美味しさがあるのではないか?ということです。
蕎麦の世界では俗に“三タテ”(実の挽  きタテ、打ちタテ、茹でタテ)という美味しさを表現する格言があり、実際私も地粉100 %の蕎麦(十割蕎麦)を打つ身としてそれは実感します。
ビールもなんとなくそれと同じように思います。

いくら受賞ビールとはいえ、基本的にはまだ酵母が生きているビールです。
ビン詰めしてそれなりの時間が経過すると、やはり色や味や香りに若干の変化が出て当然です。
その点、手作りビールは出来たての“旬”な物を飲むわけですから、当然、色や香りもまだ新鮮で、 「美味い!」くて当たり前のような気がします。

そう考えると、「旨いっ!」ビールを飲むなら、やはり手作りビール&自ビールに限る!と いう結論にゆきつくワケです( ̄ー ̄)   



このページの写真と文章は、島尾様のご厚意により、ホームページから、転載させていただきました。