ヤッホーブルーイングとクラフトビール
ヤッホーブルーイングとクラフトビール
昨年末になりますが
よなよなエールの醸造元、ヤッホーブルーイングの福岡さんを訪ねました。
福岡さんは初代よなよなエール(発売20周年にあたる2017年にレシピが初
改定されました)の設計者。
休日の工場をくまなく見せていただきました。
BrewMagic(ホームブルーイングレベルの醸造設備)や、バレルエイジビー
ルの木樽など、ホームブルーやマイクロブルワリーを彷彿とさせる設備が随所
にあって、興味が尽きません。
ヤッホーブルーイング
福岡さん
マッシュタン
水質調整剤自動投入装置
試作設備(BREW MAGIC)
試作用グレインミル
発酵タンク、コンディショニングタンク
設備監視システム
屋外タンク(写真1枚目右端のタンク)の下の部屋
ろ過装置
珪藻土ろ過板
木樽
連続遠心分離装置(発酵後の清澄加速)
遠心分離装置の原理
「Welcome!」、「全部見せるよ!」「何でも聞いていいよ!」
世界の多くのホームブルワーのように、米国のマイクロブルワリーの
ブルワーたちのように、オープンマインド。
お互い教えあって、知恵を出しあって、工夫して、自慢しあって、皆で
楽しむ。上昇していく。
これがクラフトの精神だろうと確信しています。
ヤッホーブルーイング。
初代星野佳路社長のころからもう20年、クラフトビールと呼ぶにはあまりに
大きくなりましたが、福岡さんや醸造所を見ていると、こういう醸造所で
作られたビールこそが、クラフトビールだと確信しています。