相澤のビール仕込み2(自家製麦芽のマッシング
続きです。
醸造所立ち上げコンサルティングの一環、
自家製麦芽(自家製二条大麦を委託先に製麦していただいたもの)
の評価を兼ねてマッシングしています。
左が自家製麦芽、右が(比較用の)北米産ペールモルト。
粒のサイズや粒揃い、色、味、ほとんどかわりません。
今回、仕込みを簡略化したいのでBIAB方式でのマッシングです。
*BIAB(Brew in a Bag)
バッグの中で糖化する方法です。
糖化が終わったらバッグを引き上げて麦汁を切って、
そのまま煮込みます。
鍋ひとつでフルマッシングの仕込が終了します。
麦芽はペールモルト(自家製および北米産)+C15クリスタルモルト。
鍋にバッグをセットしてバッグの中で糖化させます。
糖化は67~68℃で90分。
投下の途中でにスターチ(未糖化のでんぷんがないかの)チエック。
未糖化でんぷんあり。
未糖化でんぷんなし。
バッグ引き上げ。
紙フィルターで簡易フィルタリング。
煮込み(90分)。
ホップはUKファッグル(シングルホップ)
IBU(ホップの苦さ)=27。
Gypsumを少々添加。
ウォート冷却。
チラー2つを直列に繋ぎます。
ウォートチラー1段目(水道水で冷却)
ウォートチラー2段目(氷水で19℃まで冷却)
発酵容器へ。
この後、
イースト投入、エアレーションで本日終了です。